飲食業界で働いている人の中には、「将来自分の店を持ちたい」と独立を考えている人も少なくないでしょう。
飲食店を開業するとなると、当然ですがほとんどの人は初めてのケースが多く、想像よりも多くの手続きがあります。
特に税務・資金面で不安を抱えている人も多く、その支援を専門にしてくれるのが税理士なのです。
今回はこんなお悩みを持った人たちに向けて、飲食店を開業するにあたって税理士が必要な理由や数多くいる税理士の中から選ぶ際のポイントをご紹介していきます。
これから開業をお考えの方はぜひ参考にしてみてくださいね!
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Contents
飲食店開業に税理士が必要な理由
早速本題に入っていきましょう。
冒頭でもお伝えしましたが、飲食店の開業、経営には資金調達や開業までの諸々の手続き、開業後の会計処理や資金繰りなど営業を始めるまでに多くのやるべきことがあります。
それら全てを自分で出来れば良いのですが、中々至難の業です。
ほとんどの人は初めての場合が多く、一つ一つ調べながら行っていくことになるのですが、そこに多くの時間を取られてしまっては効率的とは言い難くなります。
そんな時、その道の専門家である税理士に依頼することで、ミスも少なくスムーズに手続きも行うことができるというわけなのです!
また、開業準備のみならず、開業後の業務効率化や、経営に関してアドバイスをもらうことで業績拡大に成功しているケースも多々あります。
税理士に頼む4つのメリット
では、具体的に税理士と契約することでどのようなメリットがあるのでしょうか。
資金調達の際、アドバイスをもらえる
まず、開業前に必ずぶつかる壁が「資金調達」です。全てを自分の貯金から賄えれば問題ないのですが、実際そのように出来る人は非常に少ない現状があります。そこで、金融機関などから融資を受けることが一般的な流れとなっています。
ただ、一言で融資を受けると言っても、どの金融機関なのか、融資の種類、申し込みに必要な書類の準備、店を経営に関する事業計画書などやるべきことは盛りだくさん。さらに、融資面談もあり、全てを自分で調べて進めていくには、かなりの負担となるはずです。
そんな時、創業融資や開業サポートを行っている税理士に相談できれば、これらの融資に関するサポートは全て任せることができます!
わからない状態で自分で調べながら進めるよりも、その道のプロからの手厚いサポートを受けながら進めていく方が効率的ではないでしょうか。
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明確な事業計画が立てやすい
開業準備の段階では、資金調達以外にも無視はできないとても重要なことがあります。それは事業計画書の作成です。
事業計画書とは、事業の内容や今後、店を開業してどのように収益を出していくかを記載した書類です。これは融資を受ける際にも必要になります。
この事業計画書で大切なのが、具体的な数値を出して、第三者に分かりやすく作成することです。今後の経営に関することですから、曖昧な内容で作成しては、自分の首を絞めることになりかねません。
ここでも経験豊富な税理士に依頼することで、様々な角度からのアドバイスをもらい、計画を立てることができるでしょう。
開業後の経営についてアドバイスがもらえる
ここまでの内容は開業前の段階でしたが、税理士と顧問契約をすることで、開業してからも店の経営をサポートしてもらえます。これは、大きなメリットと言えるでしょう。
今後、もし、店舗の拡大を考える際はまた資金調達が必要となります。そのような予定がなくても資金面の不安は常につきまとうはずです。
さらに、どんどん店舗の数が増えてくると経営者一人では店舗ごとの細部まで目を行き届かせることが難しくなる場合も多いです。お店の状況が把握できていないまま経営を続けてしまい、気づいた時には経営状態が悪化して手がつけられないと言ったことにもなりかねません。顧問税理士が正しく帳簿をつけて、売上や数字を管理しておくことで健全な経営を維持したいですね。
仕事に集中できる
店の経営者は実際に店のオーナーをしている場合が多く、経営のプロというわけではありません。税理士から経営に関するサポートを受けることで、自分自身は店のメニュー開発や従業員の育成、お客様満足度の向上など本来やるべき業務に集中することができるのです。
経営者の右腕のような存在ともいえるでしょう。
税理士を選ぶ際のポイント
以上、ここまでで、飲食店を開業、経営するには税理士のサポートが必要ということがお分かりいただけたかと思います。
ただ、一概に税理士と言っても数多くの事務所があり、正直どのような基準で選べば良いか迷う場合がほとんどです。
そこで続いては、税理士を選ぶ際にポイントとなる点をまとめていきます。
資金調達に関する実績が豊富
まず開業前段階でしっかり資金調達を行う必要があります。
ここでつまずいていては先に進みません。そこで、普段から飲食店の資金調達の実績が豊富にある税理士を選ぶことをおすすめします。
このような税理士であれば、経験則を元にしたアドバイスや資料作成、銀行とのコネクションも期待できます。
顧問先に飲食店が多い
税理士の顧問先にも様々な業種があります。その中でも飲食店が多い場合には、業界の最新の情報が入ってきやすかったり、成功事例や失敗事例をもちろん守秘義務の範囲内で教えてもらうことができ、自分自身の店にも取り入れることができるでしょう。
記帳代行を依頼できる
他の業種と比較しても飲食店の会計処理自体はシンプルですが、軽減税率制度やUberEatsなどによる販売手数料の増加、キャッシュレス決済の手数料の増加により、入力する際の負担が増えたことは事実です。
そのため、記帳代行は行っていないという税理士も少なくはありません。
しかし、記帳をオーナー自身が行わなければならないとなると、初心者にはとても大変な作業となり、税理士がいるにも関わらず作業に追われる事態となってしまいます。
そうならないためにも記帳代行を任せられる税理士を選ぶということも頭に入れておきましょう。
お試し顧問契約キャンペーン実施中!
今回は、飲食店を開業、経営していく上で税理士が必要である理由、そして税理士を選ぶ際のポイントを解説しました。
正直、開業前も開業してからも店のオーナーとしてやらなければならない業務は山ほどあります。それに加えて会計処理も….。となるととても時間がなくなってしまいます。それでメニュー開発や従業員育成に影響が出てしまっては本末転倒です。
理想のお店づくりをする為にも信頼できる税理士の存在は必要不可欠ではないでしょうか。
当事務所でも、飲食店経営に関するサポートを行っております!
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