会社設立日は、法務局へ登記申請書を提出した日付と定められています。経営者の方が気になるのは、会社設立をするのに縁起が良い日にちはいつなのかという点ではないでしょうか。会社設立から良いスタートが切れるように可能な限り縁起の良い日にちを選びたいですよね。
神奈川県横浜市にある当事務所にも会社設立のご相談を頂きますが、「会社設立日」「開業日」を気にされている方はとても多いです。
しかし実際のところ、どの日付を選べばよいのかわからない方が多いでしょう。そこで今回は開運日などの種類についてもおさらいしながら、2025年の中で会社設立に適している縁起の良い日を紹介していきます。2025年に会社設立を検討している方は是非、この記事を参考にしてみてください。
関連記事:【費用を抑えたい方必見】横浜で会社設立なら税理士事務所へ!
Contents
縁起が良い日、開運日の種類とは?
縁起の良い日について日常的に意識している方は多くはないでしょう。知っている人でも「結婚式を挙げる日付は大安がいい」という程度だと思います。ここでは、開運日の種類や六曜などについて紹介していきます。
天赦日
天赦日は、「すべての神様が天に昇り、天が万物の罪を赦す日」とされています。年に5~6回しかなく、2023年と2024年はどちらも年に6日しかなかった最上の大吉日です。あらゆる障害が取り除かれて、新しいことに挑戦するとうまくいくといわれている最良の日といえます。
新しく会社を設立するため、会社設立にはもってこいの日です。2025年の天赦日は以下の6日になるので、どの日付に合わせるか考えながら会社設立の手続きを行いましょう。
【2025年の天赦日】
3/10(月)/5/25(日)/7/24(木)/8/7(木)/10/6(月)/12/21(日)
天恩日
天恩人は、すべての人が天の恩恵を最大限受けられる吉日で、あらゆることに対して縁起が良いとされています。干支で日付が決まっており、毎年日付が異なります。また、天恩日は5日連続で訪れるため、ほかの吉日と合わせやすいのが特徴です。
慶事の日程として選ばれる傾向があるため、会社設立に適切な日付といえるでしょう。2025年の天恩日の日付は以下の通りです。
【2025年の天恩日】
1月・・・1/10(金)~1/14(火)
2月・・・2/9(日)~2/13(木)/2/24(月)~2/28(金)
3月・・・3/11(火)~3/15(土)
4月・・・4/10(木)~4/14(月)/4/25(金)~4/29(火)
5月・・・5/10(土)~5/14(水)
6月・・・6/9(月)~6/13(金)/6/24(火)~6/28(土)
7月・・・7/9(水)~7/13(日)
8月・・・8/8(金)~8/12(火)/8/23(土)~8/27(水)
9月・・・9/7(日)~9/11(木)
10月・・・10/7(火)~10/11(土)/10/22(水)~10/26(日)
11月・・・11/6(木)~11/10(月)
12月・・・12/6(土)~12/10(水)/12/21(日)~12/25(木)
一粒万倍日
たった1粒の籾(もみ)から1本の稲ができ、何万倍にも成長して立派な稲穂になることから、縁起が良い日として知られています。小さなものが大きく育つという意味から、新しいことを始める日にぴったりです。そのため、会社設立や開店、出資などを行うのに適した吉日です。
反対にものを借りたり、お金を借りたりすると金額や負担が大きく膨れ上がったりする可能性があるとされているので、気を付けましょう。
【2025年の一粒万倍日】
1月・・・7(火)、10(金)、19(日)、22(水)、31(金)
2月・・・6(木)、13(木)、18(火)、25(火)
3月・・・2(日)、5(水)、10(月)、17(月)、22(土)、29(土)
4月・・・3(木)、4(水)、13(日)、16(水)、25(金)、28(月)
5月・・・10(土)、11(日)、22(木)、23(金)
6月・・・3(火)、4(水)、5(木)、6(金)、17(火)、18(水)、29(日)、30(月)
7月・・・12(土)、15(火)、24(木)、27(日)
8月・・・5(火)、11(祝月)、18(月)、23(土)、30(土)
9月・・・4(木)、7(日)、12(金)、19(金)、24(水)
10月・・・1(水)、6(月)、16(木)、19(日)、28(火)、31(金)
11月・・・12(水)、13(木)、24(祝月)、25(火)
12月・・・6(土)、8(月)、9(火)、20(土)、21(日)
寅の日
寅の日は、干支をもとに決められており、12日に1回の周期で巡ってくる縁起の良い日です。寅の時間は午前3時から5時にあたり、日の出の時間帯であることから始まりを連想させます。また、「虎(寅)は千里行って千里還る」といういわれから、出ていったものがすぐに還ってくるといわれています。
そのため、始めたビジネスやスキルアップのために投資したものが良い結果になって返ってくるとされています。毎月2回程度あるため、事業を勢いづけたい方は注目してみてください。
【2025年の寅の日】
1月・・・9(木)、21(火)
2月・・・2(日)、14(水)、26(金)
3月・・・10(月)、22(土)
4月・・・3(木)、15(火)、27(日)
5月・・・9(金)、21(水)
6月・・・2(月)、14(土)、26(木)
7月・・・8(土)、20(日)
8月・・・1(金)、13(水)、25(月)
9月・・・6(土)、18(木)、30(火)
10月・・・12(日)、24(金)
11月・・・5(水)、17(月)、29(土)
12月・・・11(木)、23(火)
六曜とは
六曜とは、14世紀に中国から伝わった吉凶を表す言葉です。多くの方はカレンダーなどでよく見かけるのではないでしょうか。先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6つから成り立っており、基本的にはこの順番で繰り返されます。
それぞれどのような意味を持っているのか、詳しく解説します。
先勝
先勝は、「先んずれば勝つ」といった意味があり、早めに行動することで良い結果が得られる日です。六曜の中から先勝を選ぶのであれば、午前中の早い時間に登記申請をするのが望ましいです。六曜においての午前中は、14時までとされているため、14時以降は運勢の良くない時間帯になるので気を付けましょう。
友引
もともとは「共に引き分け」という意味で、どっちつかずで勝負がつかない、良くも悪くもならない日とされているのが、友引です。慶事であれば、朝は吉、昼は凶、夕は大吉とも言われており、弔事は避けたほうが良いとされています。
そのため、会社設立にはあまり適しておらず、六曜が気になる方は避けたほうが良いでしょう。
先負
先負は、先勝の反対で「先んずれば負ける」を意味します。焦って行動をすると失敗してしまうため、大切なことをするのは避けて穏やかに過ごしたほうがいいでしょう。また、「負」という字が入っているため、勝負や契約などが良い結果につながらないとされてます。そのため、会社設立や契約などのビジネスなどを始める日としては、あまり適しているとは言えません。
どうしてもこの日に何かをする必要があれば、14時から今日から吉に転じるため、時間帯を検討するとよいでしょう。
仏滅
仏滅は六曜の中でも最も凶日だとされています。最近では、「1度滅んだことで、新しいスタートが切れる」というポジティブな解釈をされることもありますが、多くの方はトラブルなどが起きるという悪いイメージを持っています。そのため、会社設立などを行うには避けたほうが良いという見解が多いです。
大安
大安は多くの方が知っているのではないでしょうか。六曜の中で最も縁起の良い日とされており、1日を通して万事において良い運勢を期待できます。そのため、会社設立だけでなく、結婚や商談など大切な行事を大安で行う方がほとんどです。
赤口
赤口は一般的に厄日とされ、何をするにも縁起が悪いとされています。この日に何かすべきことがある場合は、丑の刻にあたる11~13時の間が吉とされているため、この時間帯に済ませると良いでしょう。ただし、この時間帯は法務局の窓口が混みあう可能性があるため、思うような時間に登記申請を行うことができないかもしれません。そのため、特別な事情がない限りは避けたほうが無難でしょう。
2025年の最強開運日とは
縁起の良い日について紹介しましたが、「縁起の良い日は分かったけど、2025年で最強の開運日はいつなの?」と気になる方もいるのではないでしょうか。縁起を担ぐならできる限り最強開運日に会社設立を行いたいですよね。2025年の最強開運日を紹介していくので、その日に合わせて会社設立の手続きを行う計画を立てましょう。
・10月6日(月) 天赦日+一粒万倍日
・12月21(日) 天赦日+一粒万倍日
この日は、会社設立や店舗の開業だけでなく、結婚や入籍、新しいお財布を買う、宝くじを買うなどのさまざまなことに縁起が良いとされています。
2025年に会社設立を検討している方で早めに手続きをしたい方は、3月10日の開運日に間に合うように年明けから準備をしておいたほうが良いでしょう。また、3月10日は「寅の日」と重なっているため、事業に関するスキルを磨くために投資をしておくと大きな結果につながる可能性があります。
会社設立の手続きとスキル向上の投資を同時に行うことは難しいですが、会社設立手続きは弊社に任せていただき、スキル向上のために時間を使うのもひとつの手段です。事業が勢いに乗るためにも経営者のスキルが必須になるので、会社設立に関して悩んでいる方は、是非ご相談ください。
最強開運日に向けてスムーズに会社設立|当事務所へご相談を
以上、会社設立をするのに適した縁起の良い日について紹介しました。会社設立をするには、不安や悩みを抱える方が多いと思います。少しでも不安が和らぐように、縁起を担ぐための最強開運日を参考にしてみてください。
また、会社設立の手続きについてわからないことや自分でできないと思っている方は、当事務所へお気軽にご連絡ください。みなさまの会社設立や税務手続きについて、当事務所が全力でサポートさせていただきます。
関連記事:【まとめ】会社設立に必要なことリスト